2021年10月18日月曜日

登場人物 | スタッドロウ源操術管理局と関係者 - 神様もサイコロを振るかもしれない

 【神様もサイコロを振るかもしれない】クロリア帝国スタッドロウ源操術管理局に所属する人物と関係者の紹介と設定集です。


●プリウ・アベル (Priou Abel 姓名)

・クロリア帝国スタッドロウ源操術管理局、局員配置担当官。
 管理局員たちがその能力を最も活かせる部署や現場へ就労できるように見定める人事の要。
・現在各部署が終戦後処理に追われているため、(面倒な)採用担当も兼ねている。
・初老の翡翠眼、男性。劇中の年に六十。
・丸眼鏡(老眼鏡に替えようと思っている)
・冷徹な分析力によって適切な人事を実践している。
 人物としてはけっして堅物というわけでもない。

●カルメ・ポール (Carmet Paul 姓名)

・クロリア、スタッドロウ源操術管理局、取調官。
 容疑者の心奥を見抜き、嘘を取調室の「ぬし」と呼ばれる。
・翡翠眼の老人、男性。
・アベルよりもひと回り以上年上。
 アベルの元上司だが、現在の役職上の立場は逆転している。
・加齢で濁った黄緑の瞳。
・翡翠眼らしい尖った耳だが、先端が萎れ曲がっている。

●ジャルベール・ゾーエ (Jalbert Zoe 姓名)

・カルメ・ポールの補佐。
 所属そのものは警備部。
・翡翠眼と陸王人の血を引く、三十前の女性。
・微かに緑が感じられる黒い瞳。
・黒髪の短髪。耳の尖りは目立たない。
・風の精霊術師。暴れる被疑者を束縛する力がある。
 短時間であれば空も飛べる。

●アノー・ブレソール (Hanau Bressole 姓名)

・金融で財を成した高名なアノー家の傍系に当たる。
 当人もそれなりの資産を持ち、大都市スタッドロウの中に広大な面積の邸宅を構えている。
・フェイフォン風の着流し姿。(日本の着物に近い)
 クロリア様式の突剣を佩いている。
 家紋は濃紺のレギア(legia オダマキのラテン名Aquilegiaから)
・物語中ではレイとフレッドの初任務で潜入する邸宅の主。
 聖女派とのつながりが疑われる。
・50歳。翡翠眼の男性。皺と白髪はちらほらと眼に入るものの老け込んではいない。
・かつてクロリア軍に在籍。
 当時の得意な武器は片手剣と古式の長弓。
 今でも弓矢を加速させる術は使える。

●ガヌー・メリザンド (Gagneux Melisande 姓名)

・アノー・ブレソール邸で働き始めたメイド。
・姓Gagnuex/Gagnierの由来は「農耕」 名Melisandeは「strong work」
・翡翠眼女性、黒髪。
 尖った耳にささやかな貝細工の耳飾り。
・あだ名は「メルー」。
・住まいはブレソール邸に近いベネゼアン通りの集合住宅。